活動報告 : H23.03東北地方太平洋沖地震,災害別支援活動

3/26 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議が支援している各災害ボランティアセンターの動き

2011年3月26日

■岩手県
岩手県災害ボランティアセンター
県外ボランティア受け入れ体制づくりと基盤強化について、検討を行いました。
岩手県、岩手県社会福祉協議会、岩手県内のNPO、岩手県災害ボランティアセンターが連携・協力しての物資配送デリバリーセンター設置について検討を行いました。

■宮城県
宮城県災害ボランティアセンター
災害ボランティアセンターの体制移行の支援、センターに必要な物資機材の調達支援などを行っています。
宮城県災害ボランティアセンター運営リーダー会議を開催。本部長をはじめとした幹部会議を設定しました。
宮城県災害ボランティアセンターは3月29日(火)に移転が予定されているため、その準備を行いました。
宮城県災害ボランティアセンターは1)NPO・NGO、諸団体との協働、2)意思決定の明確化→本部機能の設置、3)市町村災害ボランティアセンターとの連携強化、4)宮城県社会福祉協議会の役割整理を狙って、体制変更を模索しています。

利府町災害ボランティアセンター
資材置き場の資材状況を把握しました。

ボランティアバスのパッケージ化を他県の例を参考に作成予定です。
社会福祉協議会のパソコンが水没したため、復旧策について模索しています。

気仙沼市災害ボランティアセンター
災害ボランティアセンターは気仙沼市民健康管理センターすこやかの駐車場にて開設準備中です。
気仙沼市民健康管理センターの2階は社会福祉協議会の機能拠点となり、災害ボランティアセンターは屋外のみにて実施見込みです。
電気・水は復旧済み。携帯電話はDocomoのみ可能。一般車が増えたことで交通量が増え、ガソリンスタンドの待ち時間は長時間に及びます。

■福島県

福島県災害ボランティアセンター
福島県が設置している沿岸部からの広域避難者を主対象とした避難所の巡回を行いました。
相馬市、田村市、いわき市、郡山市を訪問、情報収集を行いました。
新知町より、災害ボランティアセンター立ち上げにむけた検討を行っているとの連絡がありました。
楢葉町は草津町、南相馬市は会津美里町へ行政機能を避難させています。
避難区域の社会福祉協議会職員の所在を確認しました。浪江町社会福祉協議会は二本松、大熊町社会福祉協議会と川内村社会福祉協議会はいわき市、双葉町社会福祉協議会はさいたまスーパーアリーナに拠点を移していることが確認できました。
災害ボランティアセンターに必要な資機材の調達について、市町村災害ボランティアセンターからの依頼を集約し、調達方法の整理とルールを決めました。
生活福祉資金貸付制度による緊急小口資金の貸し出しが4月から県内一斉に開始されます(相馬市、南相馬市、原発避難地域は除く)。そのため問い合わせが殺到しており、今後の対応体制強化が必要です。

郡山市災害ボランティアセンター
2000人規模の避難所(ビッグパレット)を訪問しました。
原発避難者である川内町社会福祉協議会の人が避難所内で「社会福祉協議会」として活動中。

いわき市災害ボランティアセンター
市内で水が復旧していない地域があります。そのため社会福祉協議会n入浴車で避難所の入浴を実施しました。